営業ノウハウ
公開日 : 2023.04.28
最終更新日 : 2023.06.05
展示会やイベントの効果を最大化するためには集客施策が重要!展示会でARを活用するメリット

目次
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ゲームだけじゃない!展示会やイベントでも注目の「AR」とは?
ARは「Augmented Reality」の略で、日本語で「拡張現実」を指します。実際にある風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示し、目の前に広がる「現実」に、仮想空間をプラスして拡張する技術です。スマホの普及により、ARは日常生活においても身近な存在になりつつあります。 2016年に世界的大ヒットとなった「ポケモンGO」をご存知の方も多いでしょう。ポケモンGOは、ARを使ったスマホ用ゲームです。スマホで目の前の風景を映すと、画面の中にポケモンが現れます。まるで、現実世界に本当にポケモンが現れたように表示されるリアリティの高さが人気の理由のひとつです。これまではゲーム内だけの存在だったポケモンが実在しているような感覚になり、よりポケモンの世界に入り込めるようになりました。 ARはビジネスの世界でも活用が進んでいます。絵本やお菓子のパッケージについているARコードを読み込むだけで、画面上にキャラクターなどが現れるなど、販促企画や商品理解促進にも大きな効果を発揮します。 展示会やイベントで、AR技術を用いて注目を集めた事例も多数存在します。ARは展示会やイベントの人集めや話題作りの「起爆剤」としても有効です。展示会やイベントにおける集客の重要性

DMの送付やお得意様への声がけによってブースに来場してもらう
展示会やイベントに出展する際には、顧客リストに手紙やメールを送り、出展に関する詳細を伝えておくと、これまでに失注した顧客や、現在商品を検討中の見込み顧客、また遠方で普段はなかなか会うことができない顧客との商談機会を創出できるかもしれません。BtoB向けの業種別の展示会では、出展企業に無料の招待券が配られます。出展のご案内とともに、招待券を顧客に配布し、来場を促しましょう。 複数の企業が出展する合同展示会では、ブースが賑わっていると、それを見た人が自然と引き寄せられ、ブースに人だかりができます。お客様が1人もいないとブースに入りづらいという心理が働きますが、賑わっているブースは、中を覗いてみたくなるものです。デモやセミナーで人を惹きつける
ブース前を通りかかった人をブースに呼び込む施策として、ブース内でデモを行う、動画を流す、簡易的なセミナーを行うなども有効です。通りがかりの人が足を止めるきっかけを作ることが重要です。通路側にモニターを設置してプロモーション動画を流すなども有効ですが、ARをプロモーションに活用することで、さらに商品理解を深めることができます。また、ブース内セミナーでは、ARをモニターに移してデモンストレーションを見てもらうのも効果的です。もっと話が聞きたいと思ってもらえれば、ブースに相談に訪れてもらえます。通りがかりの人をブースに呼び込む
合同展示会やイベントに出展する際、ブースの小間位置を選択するケースがありますが、その場合、人通りが多い通路や、来場者が多く訪れそうな人気企業のブース近く、セミナー会場など人の出入りが多そうな位置を選ぶのが鉄則です。人が通らない位置でブースを出していても、人を呼び込むことはできません。 通路を歩く人を呼び込む施策として、試食やノベルティのばらまき、チラシの配布、スタッフによる声がけなどが一般的です。ノベルティ制作には時間も費用も要します。せっかく作ったチラシも受け取ってもれなければ意味がありません。 またこれらの施策を実施するには、スタッフ数も必要になります。自社で賄えない場合にはコンパニオンやイベントスタッフを手配する必要があります。 ノベルティやチラシで興味を持ってくれたお客様に営業トークを展開し、商品を提案すべくブース内へ誘導するにも、対応力や商品への理解が必要です。展示会・イベントでARを活用するメリット
ARと展示会やイベントの相性が良い最も大きな理由は、来場者が楽しめる演出ができるという点です。ARを活用することで、来場者は楽しみながら情報を得ることができるため、集客、興味喚起、成約率アップなど様々な効果を発揮します。 そこで、今一度ARを販促に使うメリットを考えてみましょう。インタラクティブな体験が可能

内装や施工工事不要で演出できる

什器や模型の手配不要!ARで代替可能

SNSによる情報の拡散が期待できる

他の販促物とのコンボで成約率アップ

ARはオンライン展示会で自宅にいる参加にも有効な手法
コロナ禍の影響もあって、リアルの展示会・イベントは縮小傾向にありましたが、代わりにオンライン上での展示会が盛んに行われるようになりました。自宅や会社にいて実際に商品を手に取ることができないオンライン展示会だからこそ、ARを活用することで競合他社との差別化や、商品の魅力訴求を行うことが可能です。ARは受け手の居る場所を選ばないというメリットもあるのです。商品を立体映像で伝えられる
展示会やイベント、店舗に足を運べば、商品を直接見て大きさの確認をすることができます。気に入って購入した商品でも、実際に手元に届くと想像と違うことは少なくありません。例えば、リビング用のソファを購入し、自宅に置いたら大きすぎた、イメージと違ったという経験がそれに該当します。 ARを活用すれば、大きな家具や商品なども投影することで実際の雰囲気やサイズ感を確認することができます。AR活用は実物を見ることができないオンライン展示会で購買行動を促進するために有効な施策と言えます。バーチャル体験が可能
洋服やメイクなどファッション関連のオンライン展示会では、自分自身やそれに近い画像を取り込んで、オンライン上でARを使って商品体験を行う手法が人気を集めています。化粧品のブースを訪れてメイクを施してもらえるように、ARを利用することで同様の体験を提供できます。衛生面からテスターの使用をためらう人も増加している背景もあり、非接触で試供ことができるARは適しています。また、ARを利用することで自宅にいながら商品体験ができるため来場者の満足度が高いのも魅力です。展示会だけじゃない!ARの活用は無限大
